ミキシンググラス（mixing glass）はバー・グラス（bar glass）とも呼ばれる、カクテル技法である「ステア」を行う際に使用するグラスのこと。混ざりやすい材料同士をかき混ぜる時や、カクテルを透明に仕上げる必要性があるときに使用します。
形状は学校の理科の実験などでしようするビーカーに似ており、注ぎ口がついています。ビーカーと異なる点は、ビーカーよりも厚手のガラスでできており、計量メモリがついていないというところです（計量メモリのようなものがついているものも、一応存在します）。
カクテルを作る際は、ミキシング・グラスに材料を入れ、バー・スプーン（Bar Spoon）で撹拌し、ストレーナーと呼ばれる器具をかぶせて、氷や果肉などを漉しながらグラスに注ぎます。