【バーツール】バースプーン(bar spoon)

UK スクリュー バースプーン 大
ステア(かき混ぜる)時に使うスプーンで、バースプーンを正しく使いこなすことが、バーテンダーへの第1歩といわれるくらい、カクテル作りにおいての基本となる重要な道具です。カクテルのレシピに書かれている1tspという単位は、バー・スプーン1杯分の量を指しています。
通常のスプーンとの違いは、スプーンの柄の部分が螺旋状になっていることと、柄の反対側にはフォークがついているということ。
(1) スプーンの柄の部分が螺旋状になっている理由
バースプーンの柄の部分が螺旋状になっているのは、ステアしやすくするためです。
バースプーンのスプーンの部分が下に来るようにして垂直に立て、親指と人差し指でバースプーンの上の方を持ち、中指と薬指の間で螺旋状の部分を挟みます。そして、グラスの中にバースプーンを入れ、スプーンのふくらみの部分が常に外側を向くようにして、柄の部分が常にグラスの側面を沿うようにしながら中指と薬指のみでバースプーンを回転させます。
(2) 柄の反対側にフォークがついている理由
円筒形の瓶に入っている瓶詰めのオリーブやチェリーなどを取り出してカクテルにデコレーションするときに使用したり、レモンやライムなどをしぼるときに、フォークの部分で突き刺しながらしぼったりします。