「スコッチ」と「バーボン」の違い

ウィスキーは世界各国で生産されていますが、その中でも大きなシェアを誇っているのが、「スコッチ・ウィスキー(Scotch Whisky)」と「バーボン・ウィスキー(Bourbon Whisky)」です。

スコッチ・ウィスキー(Scotch Whisky)

「スコッチ(Scotch)」とは「スコットランドの/スコットランド人の」という意味を表す言葉。つまり、スコットランドで生産されたウィスキーが「スコッチ・ウィスキー(Scotch Whisky)」ということになります。

バーボン・ウィスキー(Bourbon Whisky)

「バーボン(Bourbon)」とはアメリカ合衆国ケンタッキー州の一地方「バーボン群(Bourbon County)」 の名前であり、この地方で生産されるウィスキーについて呼ばれる名前です。
なお、「バーボン群(Bourbon County)」 の語源をさらに遡ると、アメリカ独立戦争の時にフランスがアメリカに味方したことに感謝し、後に第3代合衆国大統領となるトーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)がケンタッキー州の一地方にフランスの「ブルボン朝(Maison de Bourbon)」にちなんだ名前を付けたことに由来しています。