ウイスキーの語源

ウィスキー(whisky/whiskey)の語源は、アイルランドの原住民言葉、ゲール語の「ウスケボー(usquebaugh)」で、「生命の水」を意味する言葉で、アイルランドからスコットランドへ移住した人々が、ウィスキーづくりを始めた際に使われた呼び名でした。
「生命の水」という言葉は、ウィスキーに限らず、他のお酒でも語源となっている場合があります。ラテン語の 「命の水(アクア・ヴィテ: aqua vitae)」が由来であり、ウィスキーの場合は、このラテン語の "aqua vitae" がゲール語に翻訳され "uisce beatha" となり、さらに変化したものとされています。
現在、スコットランドで生産されるスコッチ・ウィスキーについては "whisky" という綴りが、アイルランドで生産されるアイリッシュ・ウィスキーについては "whiskey" という綴りが使われるという違いがあります。